ワックスは自己満足？

自分の車は常にピカピカで、新車と変わらない状態であって欲しい！そんな気持ちで愛車を頻繁にワックスがけしている方も多いことでしょう。磨き終えた後の車の光沢に満足してニヤリとしてしまう体験をお持ちの方も相当いるはずです。でもそれって本当に正しいことなのでしょうか？
実はワックスの主成分は「油脂」であるので、すぐに酸化してしまい、車の塗装面自体を長期的には痛める方向に行くという、大きな欠点があるのです。しかもワックスはすぐに落ちますから、頻繁に塗って落とすを繰り返しますので、より塗装を痛めやすくなってしまいます。ですから、ツヤが落ちたと思ってワックスを塗る回数は、ワックスを塗れば塗るほどどんどん増えると言う悪循環になってしまうのです。そして、塗装面の保護という観点から見ても、ワックスの被膜層では薄すぎて、効果はほとんど期待できません。また、油脂ですのでほこりも吸着しやすくなります。
それならば、比較的効果が長続きするコーティングの方が、塗装面の保護、ツヤの維持には優れているということになります。コストに関して問題がないならば、ガラス系のコーティングが最も耐久性が優れ、効果もあるのでオススメです。